光の通路が様々な角度から光って見える-チンダル現象

チンダル現象とは、物理化学的現象のひとつで、光の特性によって起こるものです。19世紀にアイルランドの物理学者で登山家のジョン・チンダルにより発見されたためにこのような名称がつきました。可視光の波長に相当する粒子径を持つために光を散乱するために色々な光学的性質をしめす分散系に光を通すと、光が主にミー散乱によって散乱され、光の通路がその斜めや横からでも光って見えるというものです。

ミー散乱とは、光の波長程度以上の大きさの球形の粒子によって起こる光の散乱現象のことであり、雲が広く見える一因ともなっています。これは雲を構成する雲粒の半径が数10μmの大きさで太陽光の可視光線の波長に対してミー散乱の量木となって可視域の太陽放射がどの波長域でもほぼ同じように散乱されるためです。この強度については光子径と波長がほぼ等しい時に最大となり、入社方向より特に前方側に多く散乱するという特徴があります。波長には特に依存しないため、太陽光の場合は白っぽく見えます。

 

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